県連会長のあいさつ

はじめまして、茨城民医連会長の加賀美です。

当ホームページのリニューアルにあたり、茨城民医連を代表してご挨拶いたします。

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茨城民医連は、1972年に開設されました水戸共立診療所を出発点に、1980年開設の城南病院、1993年開設の老健施設かたくりを中核に、ケアハウスみとや訪問看護ステーションなどの全日本民医連加盟事業所によって、1996年5月に結成されました。

最初の施設開設時より、「患者の立場に立った医療」を掲げ、医師や看護師などの医療従事者と利用者や地域住民の皆さんとの協同により、保健予防活動から急性期医療・成人病管理やリハビリまで、また高齢者の豊かな生活づくりを支援する施設や在宅での活動など、地域の医療・福祉の要望に応えて地域に根ざした活動を築き上げてきました。
また、より良い医療や介護ができるよう研鑽を重ねつつ、制度の充実や改善、悪化を阻止するため、また平和や民主主義を守るために、様々なとりくみを進めてきました。

今、医療・福祉など社会保障を取り巻く情況は大変厳しく、相次ぐ医療費の自己負担の増加で「病人が患者になれない」事態が広がり、介護保険での利用者負担の重さは、相変わらず家族への身体的・経済的負担としてのしかかっています。
医療機関においても、経営の厳しさで充分なスタッフ体制ができない中、「患者の立場に立った」安全・安心の医療を提供することにも、たくさんの苦労や障害のある時代です。

困難な中ではありますが、私たちが鍛えられるチャンスともなります。常に原点に立ち返りながら、「患者の立場に立つ」医療・介護を、実践の中に頑固に貫いていく所存です。

医療や福祉の制度改善などで署名や宣伝行動等も行っており、当ページでもご紹介してまいります。
ぜひご協力お願い申し上げます。

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